ExcelVBAへの道
 
定番のコード(決まり文句)
どのプログラム言語でも使い方に多少の違いはありますが、使われるコード決まり文句は同じです。
分岐、選択、繰り返しです。
それらの組み合わせでプログラムコードはできています。
VBAの場合はVBの使い方と同じです。
分岐 If…Then もし、条件が成立した時に処理を実行する。
If…Then…Else もし、条件が成立した時にA処理を実行して、条件が成立しない場合にはB処理を実行する。
If…Then…Elseif もし、A条件が成立した時にA処理を実行して、さらにもし、条件Bが成立した場合にはB処理を実行する。
Select…Case もし、A条件に当てはまるならA処理を実行して、B条件に当てはまるならB処理を実行して、C条件に当てはまるならC処理を実行する。
繰り返し Do While…Loop 条件が成立している間処理を実行する。
Do Until…Loop 条件が成立するまで処理を実行する。
Do…Loop While 条件が成立している間処理を実行する。条件判定前に1回は実行される。
Do…Loop Until 条件が成立するまで処理を実行する。条件判断前に1回は実行される。
For…Next 指定した回数だけ実行する。
For Each…Next 配列データ数の数だけ実行する。
Exit Do 繰り返し処理を終了する。
Exit For 繰り返し処理を終了する。
その他 With コードを短くする。
Exit 実行コードを終了して抜ける。
Stop コード実行を一時中断する。
GoTo 別の処理コードに移動する。
End 処理を終了さす。

If…Then

例1)
If 条件 Then 処理

例2)
If 条件 Then
  処理1
  処理2
EndIf

If…Then…Else

If 条件 Then
 処理1
Else
 処理2
End If

If…Then…Elseif

If 条件 Then
 処理1
ElseIf 条件 Then
 処理2
 Else
 処理3
End If

Select Case

Select Case
 Case ケース1
   処理1
 Case 10 To 20
   処理2
 Case  ケース3
   処理3
 Case Is >100 Or <200
   処理4
 Case Else
   処理5
End Select 

Do While ....Loop

Do While 条件
  処理1
Loop

Do Until…Loop
Do Until 条件
   処理1
Loop

For...Next

For MyCount= 初期値 To 最終値 Step 加算値
    処理1
Next MyCount

For Each…Next 配列という考え方
 
Dim X(2)<----0から始まる
X(0)=10 : X(1)=20 : X(2)=30
For Each Count In X
 A=A+Count
Next

With 共通するコードを短くする

With Range("A1")
    .Font.ColorIndex=8
    .Font.Size=14
End With

演算子
演算子の種類 演算子
算術演算子 ^ * / \ Mod + -
べき乗
a=2^2
a=4
乗算
a=2*2
a=4
除算
a=3/2
a=1.5

a=5\2
a=2
余り
a=3 Mod 2
a=1
加算
a=1+1
a=2
減算
a=2-1
a=1
文字列連結演算子
a="あ" & "い"
a=あい
比較演算子 = <> < > <= >=
等しい 以外 小(未満) 大(より大きい) 以下 以上
Like演算子 Like
a="abc" Like "adc"
a=False

b="abc" Like "a?c"
b=True

c="abcde" Like "a*e"
c=True

文字列が文字パターンに一致しているか判定する。
Is演算子 Is
2つのオブジェクトの変数の内容を比較
論理演算子 Not And Or Xor Eqv Imp
論理否定 論理積 論理和 排他的論理和 論理等価 論理包含