3.マクロからVBA
マクロは簡単に作成できます。
では、作成されたマクロをVBAにするにはどうすればいいのでしょうか?
- マクロコードをコピーしてVBAのコード作成ウィンドウに貼り付ける。
第2章 Visual Basic Editorの基本
VBAはVisual Basic Editorで主に作成操作されます。
1、VBEの起動と終了
- メニューのツール>マクロ>Visual Basic Editorをクリック
- Visual Basicツールバー>Visual
Basic Editorボタンをクリック
- メニューのツール>マクロ>マクロ>マクロダイアログボックス>マクロ名選択>編集ボタンをクリック
- Alt+F11キーを押す。(ショートカットより起動)
お勧めはVisual Basicツールバーを表示しておいて、Visual Basic Editorボタンをクリックすることです。
終了はメニューから終了、もしくは、閉じるボタンをクリックです。
2、Visual Basic Editorの画面構成は
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プロジェクトウィンドウ
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プロパティウィンドウ
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コードウィンドウ
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ユーザーフォームウィンドウ
の4画面です。
それ以外に
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ウォッチウィンドウ
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ローカルウィンドウ
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イミディエイトウィンドウ
第3章 フォーム
- フォームとは?
VBAでソフトを作るうえで土台となる部分です。
フォームの上に各オブジェクト(部品)を設置してその部品をクリック、ダブルクリックなど色々な動作をした時にコードを実行するという仕組みのベースとなる基本部分です。
新しいフォームを挿入することから始めます。
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メニューの挿入>ユーザーフォーム
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ユーザーフォームとツールボックスが表示される。
これで準備ができました。
コントロール
ユーザーフォームを基礎にツールボックスのコントロール(部品)を配置していきます。
標準でツールボックスにあるコントロールは15種類です。
- ラベルコントロール
- テキストボックスコントロール
- コンボボックスコントロール
- リストボックスコントロール
- チェックボックスコントロール
- オプションボタンコントロール
- トグルボタンコントロール
- フレームコントロール
- コマンドボタンコントロール
- タブストリップコントロール
- マルチページコントロール
- スクロールバーコントロール
- スピンボタンコントロール
- イメージコントロール
- RefEditコントロール
そして、オブジェクトの選択ボタンは各コントロールを選択しなおすときに使います。また、コントロールはその他に多数追加することができます。方法はメニューのツール>その他のコントロール>コントロールの追加ダイアログボックスから必要なコントロールにチェックを入れて追加します。
フォームに各コントロールを設置
- 手順
- コントロールをクリック
- マウスポインターをユーザーフォームに持っていくと十字にる。
- 配置したい位置上で左上から右下にドラッグ
- ドラッグした大きさのコントロールが作成されます。
- 大きさの修正は
白いハンドルマーク上にマウスポインタを持っていくと両端矢印に変化したらドラッグします。ドラッグしたサイズの大きさが変更されます。
- 移動は
マウスポインタが白矢印・四方矢印の状態でドラッグするとコントロールの大きさを変化させずに移動します。
- コピーは
各コントロールをCtrlキーを押しながらドラッグすると同じ大きさで作成されます。
- コントロールの選択は
1個のみのコントロールを選択するにはマウスでクリックするだけです。
- 複数のコントロールを選択するには
Ctrlキーを押しながら順次コントロールをクリックするか、ユーザーフォーム上に配置したコントロール上をドラッグする2通りです。
- 複数のコントロールの調整は
複数のコントロールを選択
- メニューの書式から
- 整列
- 同じサイズに揃える
- サイズを合わせる
- グリッドに合わせる
- 左右の間隔
- 上下の間隔
- で調整できます。
ツールボックスのコマンドボタンをクリックしてユーザーフォームの上をドラッグして新しいボタンを作成します。
新しく作成したコマンドボタンをダブルクリックします。
すると、今度はユーザーフォームウィンドウが自動的にコードウィンドウに変わります。
そして、自動的に下記のようなコードが作成されます。
Private Sub CommandButton1_Click()
End Sub
上記のコードの中間部分に実際に動作する命令コードを作成していきます。
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