アルゴリズムとは? algorithm ギリシア語で計算方法という意味 問題解決手順をアルゴリズムという。 コンピュータにできること 1、データを読む=======================>入力機能 2、データを覚える=====================>記憶機能 3、データを加工する===================>演算機能 4、データを書く=======================>出力機能 5、手順通り実行する===================>制御機能 入力装置・記憶装置・演算装置・出力装置・制御装置から成り立つ一式の装置をコンピュータと呼ぶ CPUとは(Central Processing Unit;中央処理装置) コンピュータへの指示 コンピュータを動かすには制御装置に指示を与える。この指示を”命令”という。 制御装置に与えられる命令体系は機械語(machine language)と呼ばれる。 人間向きの命令体系をプログラミング言語(programming language)と呼ぶ。 例 メモリの中の8番地と9番地の2つのデータを加えて、結果を10番地に格納する 上記の命令は次のような3つの命令の組合せで実現される。 0001 0000 0001 0000 0000 0000 0000 1000 ←8番地のデータを演算装置に送る命令 0010 0000 0001 0000 0000 0000 0000 1001 ←9番地のデータを演算装置のデータに加える命令 0001 0001 0001 0000 0000 0000 0000 1010 ←演算装置の結果を10番地に格納する命令 演算装置の中には作業用にデータの記憶場所がいくつか用意されている。加算のための場所を 「アキュムレータ」accumulator と呼ぶ。 コンピュータの処理手順を示す図を流れ図(フローチャート:flow chart)と呼ぶ。 プログラムを中身とするファイルをプログラムファイルという。 ファイルを編集する道具をエディタと呼ぶ。 機械語への変換はコンパイル(compile)とリンク(link)と呼ばれる2つのステップを経て行なわれる。 コンパイルした後、不足部分(ライブラリ)を組み込んで完全な機械用の命令になる。 コンパイルされた結果はオブジェクト・モジュール(object module)と呼ばれる。 リンクされたプログラムをロード・モジュール(load module)または、実行可能プログラム(executable program)という。 コンパイルを行なうプログラムをコンパイラー、リンクを行なうプログラムをリンカ(linker)と呼ぶ。